音感がない [楽器を始める前]

楽器は演ってみたいけど「音感がないので…」と尻込みする人も少なくありません。
こう言う方がイメージしている音感の多くが”絶対音感”と呼ばれる物です。
コップを叩いて「これはファだ。」とかサイレンを聞いて「ラの音だ。」とか言う音感です。

多くの方がこの音感が音楽家の音感だと思っている様ですが実はそうでも無いのです。

サックスを始め多くの管楽器が”移調楽器”と呼ばれる楽器です。
移調楽器ではそれぞれの楽器の「ド」が「ピアノのド」とは違う高さの音になるのです。
サックスの場合次の様になります。

 ソプラノ・サックスの「ド」→ピアノの「シb」
 アルト・サックスの「ド」→ピアノの「ミb」
 テナー・サックスの「ド」→ピアノの「シb
 バリトン・サックスの「ド」→ピアノの「ミb」
※b=フラット

絶対音感を持っている人が移調楽器を吹いたら気持ちが悪くて仕方がないでしょう。
この様な事からも(少なくともサックスに関しては)絶対音感は必要ありません。

最近の楽器は良く出来ています。
音感の足りない部分は楽器(サックス)や機械(チューナー)に助けてもらいましょう。

カラオケで曲が分かる程度に歌える音感があればサックスも問題無く演奏できますよ!


タグ:趣味 saxophone
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